船舶修繕事業アイコン

OUR BUSINESS 01

修繕部門では、年間最大150隻の
各種船舶の検査・修理等の工事を行っています。

修繕船作業では、エンジンなど機関の整備、発電機やモーター等の電気関係のメンテナンス、配管のメンテナンス、
船体部分の塗装や鉄工工事などがあります。

修繕船入渠(にゅうきょ)作業

修繕船入渠(にゅうきょ)作業

修繕船をドックに入れる作業を入渠作業といいます。ドック内に海水をはり、ゲートを開きます。
船はエンジンを止めた状態なので、後ろからタグボートで押し、前からはワイヤーで引っ張ってドックに入れます。左右のバランスをとりながら、ぶつけないように決められた位置まで誘導します。
予定した位置についたら、排水ポンプで海水を排出します。

洗浄・サンドブラスト

洗浄・サンドブラスト

入渠後は船体に付着した海洋生物や海水塩分を高圧洗浄機で洗い流したのち、サンドブラストという砂状の物質を打ち付けて錆を落とします。

塗装作業

塗装作業

洗浄・ブラスト作業の後は船体塗料を塗りなおす塗装作業を行います。塗装は錆の発生を抑制し船体を保護するだけでなく、船底へ海洋生物が付着し運航速度や燃費が悪化するのを防ぐ効果もあります。

エンジン関係の作業

エンジン関係の作業

船の心臓にあたるエンジンを分解して、部品を磨き上げて再び組みなおします。
配管は、人間でいう血管のようなもので、船中に張り巡らされています。
悪くなった部分と全く同じものを作り、交換していきます。

出渠(しゅっきょ)と試運転

出渠(しゅっきょ)と試運転

入渠と同じ作業を今度は逆の手順で行います。
後ろからタグボートで引っ張り、前からはワイヤーをつないで左右のバランスを取りながら慎重に作業を進めます。
出渠した後は、試運転を行って安全に航行できるか確認します。問題がなけば、出航となります。

船舶ブロック建造事業

OUR BUSINESS 02

鉄構部門ではグループ各社へ向け、
船舶ブロック、煙突、ハッチカバーなどの
建造を行っています。

NCプラズマ自動切断機で切り分けられた部材を、組立要領に従って溶接等を行っていくと、大きな船舶の一部になり世界中の海で活躍します。

船舶ブロック建造事業
切断加工(せつだんかこう)

切断加工(せつだんかこう)

設計図に基づき鋼板を自動切断、加工します。
写真はNC自動切断機。データを入力して様々な形状の切断を自動で行う事が出来ます。

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鋼板の曲げ加工

鋼板の曲げ加工

船は曲線をもつ形状で作られます。曲線を作るのにローラーや油圧プレスで加工したり、硬い鋼板をバーナーで加熱、水で冷却を繰り返して曲線状に曲げる加工を行います。

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組みたて

組みたて

切断、加工された部材を各ブロック単位で組み立てます。生産効率を上げるため、小組立、大組立と段階を追って組み立てる工法が採用されています。

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艤装(ぎそう)品取り付け

艤装(ぎそう)品取り付け

組み立てられたブロックは、さらに数個のブロックとつなぎ合わされ巨大ブロックとなり、この時点でパイプや電線などの艤装品が取り付けられます。

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船舶ブロックの積み出し

船舶ブロックの積み出し

出来上がった船舶ブロックは、台船に載せられてグループ会社へ向けて出荷されます。

関連(マリーナ・航路運航)事業

OUR BUSINESS 03

株式会社宇品マリーナではヨット・ボートのエンジン整備等のメンテナンス、
有限会社金輪島会では宇品~金輪航路を運航しています。

株式会社宇品マリーナ

株式会社宇品マリーナ

ヨット・ボートのエンジン整備、船底塗装等のメンテナンスや株式会社新来島宇品どっくの交通艇の検査・修理、周辺の漁業関係の方の漁船修理等を行っています。

有限会社金輪島会

有限会社金輪島会

宇品~金輪航路を運航しています。島民の方の生活航路としてだけでなく、株式会社新来島宇品どっくへの通勤手段としての役割も担っています。

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新来島宇品どっくでは新卒採用・中途採用を行っております。
皆様のエントリーをお待ちしております。

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